9月4日 大会レビュー

1試合目 JAPANユニマネジャーマンオブチーム

新ユニフォームこけら落としとなったこの大会。
到着後新ユニフォームに袖を通したメンバーは
ユニフォームだけで優勝を確信する短絡思考ぶりを見せる。

迎えた初戦。
フットサル初参戦となる遮断機こと#yugononaka を
先発に抜擢しチームの活性化を図る。

pivo に入った#yugononaka の理由なき転倒と

曲芸のごときスリップの連続によって
ことごとくチャンスを失うFCJINSEIだったが
NO.14 #suguruwakayama の運びや NO.4#makahiki のシンプルなプレーでリズムを掴み、 #yugononaka に代わり#pivo に入った
NO.9#naaaarita09 の2得点で勝利を収めた。
特に2得点目の起点となった NO.10#yutomorita の
カットから奪った得点は奪ってからの時間も早く、
チームとして理想的な得点であった。
現状セットオフェンスの引き出しのなさが課題の
FCJINSEIにとって目指すべき得点とも言えるであろう。

2試合目
ポルトガル代表ワールドフィジカル擁する軍団

開始からFCJINSEIがボールを握り、
相手の鋭いカウンターが時折牙を剥く
わかりやすい構図で試合は進んでいった。
それでも開始早々NO.14#suguruwakayama の
ゴールで先制する。斜めの位置からボールを
引き出そうとする #pivo の前に左alaから絞って
中間地点に立ち、スルーをする。この数秒で

pivo にプレーの時間を与えることと

pivo のマークを1人引きつける二役を両立させた。

自らのプレービジョンと周囲を活かすプレーを
軽々とやってのけていた。
この試合通じてカウンターの芽となった相手選手は

fixo である #ryuseifukui が終始摘み取った。

シュートには著しく自信を持たない彼ではあるが、
ボールハントスキルの高さを改めて証明した。
終始押し気味に進めた試合は危なげなく勝利し、
2勝目を挙げた。

第3試合
水色ビブスで尚更中体連のサブみたいチーム

特に特徴はないチームで
終始ベンチで野中が出場させられる
プレッシャーに晒されている試合。
開始早々NO14#suguruwakayama の
インターセプトからNO.9#naaaarita09 が
先制点を挙げる。その後naaaarita09から
パスを受けた#yugononaka が
80歳のようなインサイドキックで追加点を挙げ、
試合を決定付けることに成功。
安定した試合運びとは裏腹に決め切れない
チームとしての悪癖も顔を覗かせるゲームであった。

4試合目
イングランドと赤十字軍
ミックスユニフォーム軍団

開始早々に先制されるも
NO11#KINGSTAR の一撃で同点に追いつく。
naaaarita09などの追加点後は野中の劇場。
足のスリップでありながら、頭が地面に先に着く
野中得意の毛むくじゃらステップでいくつもの
見せ場を作ることに成功した#yugononaka 。
個人事業主としては大きく爪痕を残せたものの
コメディアンとしての力量のみを測る一戦であった。

5試合目JAPANユニマネリベンジャーズ

会場に鳴り響く「cry baby」とは裏腹に
会場唯一の金髪リベンジャーズ#makahiki が
GKを務める緊急事態で迎えたこの一戦。

開始早々マイボールを相手ボールとアピールされ、
露骨に不服な表情を表したかと思えば唐突に
大きく投げるフリから急に転がす奇行に走るなど
情緒の不安定さをGKで表していく#makahiki 。
余裕を見せていたチームではあったが、先制後は
チーム全体的に大きく蔓延する負けず嫌いの一面を
全面に押し出し、個々の特徴を活かした戦いで
試合を優勢に進めることに成功。同点には終わったもののらしい戦いを見せた一戦となった。
試合終盤に見せた2-2をあたかも3得点しているかのような顔でアピールした筆者の映像はカリスマ詐欺師かつアムウェイ創始者に通ずる説得力と胡散臭さを兼ね備えていた。

6試合目
推定ポルトガルミドル級世界王者擁するチーム

yugononaka 先発という暗雲立ち込める布陣から

始まった試合だが、自己申告により自ら交代後チームは見違えるほど好転することに成功。

得点を重ね、快勝。
試合中盤、得点がないことへの焦りから
前線にでる #makahiki をチームでサポートするが
そんな試合に限り、全力でチャンスメイクに徹する

makahiki の姿は末っ子らしい捻くれ方を露呈した。

試合後、優勝を飾った我々に笑顔はなかった。
戦いはまだ序章に過ぎないという意思がチームに
浸透していたからだ。新ユニフォームという
最大の武器を手にした我々が次に得るのは栄光か
はたまた次に失うべく体力か。岐路に立たされたJINSEIメンバーの今後に期待したい。