それは即ち
「人生をフットボールに捧ぐ。」
その意が込められて発足したチームである。
しかし人生をフットボールに捧ぐことの意は皆様の思いと離れたところにあろうかと思う。
我々は発足当初からチームビジョンの中に将来的なプロ化や常勝化を掲げているわけではない。
チームビジョンとして自分達のfootballを人生に、そして仲間に投影させながらfootballに関わる楽しみを知り、個々がチームの魅力向上のために能動的な活動をしていくことを目的としている。
footballの特性を考えてみたい。
たった1人の選手で栄光を得られたチームがこの世にいただろうか。ひいてはピッチの中の11人だけで栄光を得られたチームでさえあったのであろうか。
ピッチで闘う選手、それを応援しながら支えていくことで成り立つのがfootballの特性である。
そうした特性を踏まえた上で、我々は極限まで勝負にこだわりながら一方で単に勝つだけでなく、footballを通じて人と人が関わりを持った「街」のようなfootballを展開したいと考えている。
ピッチに立つこと、ボールを蹴ること、ゴールを決めること、競技力が高いこと。そんな物は指標に過ぎない。街には道路があって建物があるようにFCJINSEIにも様々な分野の様々な知識を結集させ、様々な個性の集まりとして活動をしたい。footballを愛して止まない客観的な魅力に溢れた集団を運営していく。
さあこの列車と共に駆け抜ける者は誰だ。そのあくなき野望の焚き火は今着火したばかりだ。
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